一口にしびれといっても、しびれには種類があります。
しびれは「感覚異常」と「運動麻痺」の2種類に大きく分類されます。
正座をした後のようなジンジンしたしびれは感覚異常で、手足に力が入りにくくなるのが運動麻痺です。
感覚異常のしびれは、脳に皮膚などからの感覚を伝える感覚神経の経路に障害があって起こります。一方運動麻痺のしびれは、脳から手足を動かすための命令を伝える運動神経の経路に障害があって思い通りに力を入れられない場合や、筋肉自体の障害によって起こっています。
しびれが起こる原因は様々です。脳や脊髄に障害が起こって生じているケースもあるため、できるだけ早い受診が必要です。