働き盛りの世代に多いのが寝つきの悪さです。寝つきが悪いと日中の集中力がなくなって仕事がはかどらず、帰宅が遅くなりさらに寝つきが悪くなるといった悪循環に陥ることも少なくありません。
睡眠と大きなかかわりがあるのが自律神経です。
自律神経は体が活動している時や、緊張した時に優位になる交感神経と、リラックスしている時に優位になる副交感神経があります。
眠気を感じるころに、副交感神経が優位の状態に切り替わると血圧や脈拍が下がり、リラックスして自然に眠りにつきやすくなります。
一方で眠ろうとする時や不安や緊張、興奮があると交感神経が優位な状態が続きなかなか寝つくことができません。
〇副交感神経を優位にするために
・40度前後のぬるま湯に30分程浸かる
・寝室の照明を暗くし、室温26度程度、湿度50~60%の環境に整える
・寝つけなかったら寝床を離れてリラックスできることをする