巻き肩とは、肩本来の位置よりも内側に向いて丸まってしまった状態で固まっていることを指します。猫背と間違える方もいますが少し違います。
「猫背」
猫背は背中が丸まった状態です。背骨に沿って、体の縦のラインが丸まっています。
「巻き肩」
名前の通り丸まっているのは肩なため、横のラインが丸まっているといえます。背中は関係ないため背筋はピンとしていても肩だけ内側に入り込んでいる方もいます。
簡単にできるセルフチェック方法をご紹介します。以下に当てはまる方は巻き肩である可能性が高いです。
①鏡の前で横向きに立ってみて、耳よりも肩の方が前に出ている
②仰向けに寝た時に肩が少し浮く
・胸の前の筋肉が短縮している
デスクワークやスマホの使用頻度が多くなったことにより、腕を内側に閉じた姿勢が長時間続くことになります。すると、胸の筋肉が縮こまってしまいます。胸の前にある大胸筋や小胸筋が短縮し伸びなくなっていると肩を前に引っ張る力が加わり、肩が前に入ってしまいます。
・背部の筋肉が弱い
背部の筋肉には肩甲骨を背中の正しいポジションに安定させる働きがあります。筋肉が弱くこの働きが落ちると正しいポジションで固定しておくことができずに肩が前に入ってしまいます。
・骨盤を支える体幹筋が弱い
骨盤を支えているのは体幹のインナーマッスルです。インナーマッスルがうまく機能しないと骨盤を安定させることができなくなり、背骨や肩甲骨にまで影響を及ぼしてしまい、肩が前に入りやすい状態になってしまいます。
巻き肩はさまざまな不調の原因となります。肩こりや首のこりなどはイメージがつきやすいと思いますが、呼吸にも悪影響を及ぼす場合があります。
肩が内側に入り、胸の筋肉が縮んだ状態だと胸郭が十分に広がらず、肺が圧迫され呼吸が浅くなってしまいます。呼吸が浅いと酸素が体全体に行き渡らず、疲れやすくなってしまいます。また、血行不良が起き、頭痛や自律神経失調症などにつながる場合もあります。
筋肉や骨格を調整し筋肉の緊張の緩和、骨格や骨盤の歪みを調整し、悪い姿勢や日常生活での癖によってアンバランスになってしまった身体を整えていきます。
特に肩甲骨のポジションを整えることは重要です。
また、弱くなってしまった筋肉の筋力アップのためのエクササイズ指導もさせていただきます。
6枚写真を撮らせていただき、AIによって姿勢の分析を行います。自分の身体がどのように歪んでいるのか、現在のままでいると将来どのような姿勢になってしまうのかを分かりやすくご自身の目で確認することができます。AI姿勢分析をご希望の方は初回の施術時のみ無料でお受けいただけます。
シセイカルテは東京大学発のAI開発企業Sapeet(サピート)が開発した、最先端のAI姿勢分析システムです。
最新の画像解析技術を用いたこのシステムは、お写真を数枚撮影するだけで、現在のお身体の歪みや、筋肉の固くなりやすい箇所、脂肪の付きやすい箇所を可視化します。
これら情報に当院の身体の専門家の知識を組み合わせる事で、これまでのケアからさらに踏み込んだ、お客様それぞれに合ったオーダーメイドの施術を実現いたします。
姿勢を整えると、身体の痛みの改善だけでなく、血流の改善、新陳代謝の促進などによるダイエット効果、自己回復力の最大化など様々なメリットが得られます。
健康の土台となる重要な要素である姿勢を整え、健康で理想的な身体に生まれかわりましょう!
正面と横からの姿勢の写真撮影と4つの動作での撮影を基本行います。
6種類のお写真を撮り、静止している姿勢、動作時の可動域を総合的に分析いたします。
※症状により、座った姿勢、体を倒す動作、首の動き、股関節の動きの撮影も行います。
姿勢の分析の結果、硬くなっている筋肉や弱くなってしまっている筋肉から現状の歩行の分析も行います。
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