正しい姿勢~座り方~
<座る時に気をつける事>
〇椅子に座った時の骨盤は左右の骨盤で体重を支えます。しかし足を組んだり左右どちらかに体重をかけて座ると骨盤や腰に長く負担をかける事になり筋肉に炎症が起きます。脚を組んだり、ひじ掛けに手をつきながら座るのはやめましょう。
〇座る際に浅く座って腰を丸めたような姿勢は、腰の骨がどんどん後ろにきてしまいカーブがなくなり上半身の体重がダイレクトに腰にかかってしまいます。こうなると椎間板に負担がかかりヘルニアや坐骨神経痛の危険度が非常に高まります。ですので椅子に座る際には腰のカーブを残して背筋を伸ばした状態で座りましょう。
〇床に座る際に横座りをすると、横座りした膝側の反対側に背骨が傾き足を組んだ状態よりも歪んだ状態になります。
<正しい座り方とは?>
①足の裏全体を床につける
まずは椅子の高さ調節からしましょう。脚が床に着くことで体重の負荷を分散する事ができます。
②膝と腰の角度は90度にする
深く腰かけてお腹に横線が入らないように背中を立てて座ります。
③頭はまっすぐにし、首の上に乗せるようにする
頭は前に倒さずあごを引いて首の上にしっかり乗るようにします。そうすることで首と肩への負担を軽減できます。
良い座り方として正座またはあぐらがあります。あぐらをする際にはお尻の下に少し高めに座布団を引いて足を一段下にしておくことがおすすめです。