2018.04.11
ほんの少ししか食べていないのに、食後お腹がパンパンに張ってしまう。
このケースは『SIBO』という小腸が弱っている可能性があるかもしれません。小腸は栄養を吸収するための臓器です。SIBOになると栄養が吸収できず、食べているのに栄養不足になってしまいます。
欧米食が多い現代はパンや乳製品の摂りすぎ、または体に良いと思っていた果物、納豆、はちみつ、豆類など小腸細菌の好む糖質の摂りすぎが腸内細菌の大量発生につながり、腸でガスを発生しお腹がポッコリになります。そして下痢や便秘、お腹ごろごろ,げっぷ、放屁へとつながります。このような症状が続くと小腸の病気『SIBO』である可能性が高いです。
他にも食習慣やストレスも影響します。
ストレスや食習慣で自律神経やホルモンバランスが乱れると、脳からの信号が上手く働かず腸の動きが悪くなり、腸内細菌の増加につながりSIBOの症状が現れます。
「腸脳相関」といい、腸と脳のバランスは直結すると言われる理由です。
〈こんな方がSIBOになりやすい〉
・間食が多い方
・寝る前に夜食を食べる
・不眠、過食、疲労感、うつなどで自律神経が乱れてる方
・小麦製品が多い(パン、麺類、ピザ、シリアル)
・乳製品が多い
・豆類、果物類が多い(納豆、豆腐、豆乳、果物全般)
・キシリトール、はちみつの摂りすぎ
・野菜の摂りすぎ
ダイエット目的で野菜、果物、豆類も摂りすぎるとSIBOの原因になります。
間違ったダイエット情報により痩せている人で、お腹がポッコリでるのは小腸が弱っている可能性があります。肉や魚もバランスよく食べると太る原因にはなりません。
【万人に有効な食べ物はない】と言われています。
有名人が「○○を食べただけで痩せた!」と言っても
必ずしもそれが自分にあっているとはかぎりません。
だから、世の中には次からへと無数のダイエット方法が出回るのです。
自分にどんな食べ物があっているかは「人それぞれ違う」のが当たり前です。まずは自分の体に耳を傾け、自分に合った食べ物や食習慣を見つけましょう♪