頚肩腕症候群とは整形外科でレントゲンなどの検査をしてもわからない場合、首から肩・上腕にかけての不調は頸肩腕症候群といわれます。
頸椎に何か異常が見つかった場合は頸椎症、腕の方にかけてしびれなどの症状があり、画像の検査で頸椎が原因であることが明らかな場合は頸椎症性神経根症、などと病名がつきますが、そこに該当しないものを総称して頚肩腕症候群と言っています。
東洋医学では頸肩腕症候群は体の外から邪気を受けるため発症するものと、中医学でいう「肝」と「腎」が何らかの原因で損傷して働きが弱まって発症するものと考えられています。
そういった原因で頸部付近の気や血が滞り、それが痛みや痺れの原因となると考えられています。
体の外からの邪気としてもっとも頸肩腕症候群が発生しやすいのは、寒く風のあたる場所にいた時などに体に悪さをする「風寒の邪気」を受けた時です。次いで湿度の高い場所にいて「湿邪」を受けた時などです。
また長い間椅子に座ってパソコンなどの仕事をした時に気血は滞り、それが頸部・肩部・腕部付近であった場合に頸肩腕症候群を発症する可能性が高くなります。
中医学でいう「肝」と「腎」の機能が弱ると全身的に血や体液が不足し、筋肉や骨などの様々な器官に栄養を送ることができず、さらに上記のような条件が加わると頸肩腕症候群が起こりやすくなる、とされています。両者の関係は深いので「肝腎同源」とも言われており、「肝」と「腎」の症候が同時にあらわれることが多いです。
肩周辺の筋肉の疲労が主な原因としてあげられます。頸椎に問題がないのにも関わらず…となってくると神経の走行ルート上での肩周辺には僧帽筋、肩甲挙筋、菱形筋、棘下筋などの筋肉があります。これらの筋肉が常に緊張していると、筋肉が収縮して硬くなり、血管や神経が圧迫されます。痛みなどがあると、筋肉を動かさなくなるので、余計に筋肉が収縮して痛みも悪化させてしまいます。
なで肩の人や首が細く長い人は、首や肩周辺の頭を支える筋肉が弱いことが多いです。頚肩腕症候群は男性よりも女性に多く起こり、頭を支える筋力の強さ弱さも影響してくると考えられます。運動不足により筋力が低下している人も痛みやこりが生じやすくなります。ストレスや精神的な緊張でも痛みやこりが生じやすくなります。
整形外科に行ったけど結局原因がわからず、痛み止めの内服と湿布薬だけ処方された、などはよく聞く話です。だから整形外科にいかなくなる。と多くの患者さんは言いますが、この頚肩腕症候群にとってはこの病院に行った行為がすごく大事になります。いわば頸椎に対して問題がないという保証書があるからです。その点では患者さんからは何もしてくれなかったと不満ですが、そこで私たちの出番となるわけです。もちろん私たちも追加の検査をし、ほんとに頸椎ではないのか、ということを探っていきます。上記のような症状でお困りの方は当院へお越しください。
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