歩行時やランニング、自転車などの運動時に膝のやや内側に痛みがあり、何かがひっかかる感じがします。指などで押しても痛みがあり、稀に膝の曲げ伸ばしに制限が出たり、膝が腫れたりすることがあります。
「たな」とは膝関節の内側(大腿骨と膝蓋骨の間)に存在する滑膜ヒダのことをいいます。正常な日本人の膝に50パーセントの確立で存在します。滑膜ヒダの起源は人間の進化の過程での発生期の遺残といわれています。
症状としては、膝の伸展・屈曲時のひっかかり感、膝蓋骨内側の有痛性クリック、索状物の触知や圧痛などがありますが、違和感や重さなどの軽い症状のみを訴えることもある。
たな障害はこの滑膜ヒダが何らかの外的刺激により炎症を起こした状態をいいます。スポーツ時の激しい屈伸運動をきっかけに痛みが出現するケースが多く見られます。
診断には極めて少量の造影剤を使ったX線関節造影やMRIが有効です。特に関節造影は比較的簡便である点と、滑膜ヒダの大きさや厚さを判断するうえで非常に有用です。
基本的にまずは保存的治療を試みます。急性期の炎症がみられる場合にはアイスパックで冷やすなどの物理療法を行います。炎症のコントロールが第一選択になります。また同時に膝関節の柔軟性を高めるために太もも前面の筋肉(大腿四頭筋)や後面(ハムストリングス)のストレッチを主体とした理学療法を行います。
上記のような保存的治療で効果がみられないときには滑膜ヒダを切除する手術を行います。手術は関節鏡と呼ばれる細い筒状のカメラを使って行うので、体への負担を最小限にとどめることができ、また傷口もほとんど目立たないような小さなものです。
炎症をコントロールするうえで大事なことはなぜそこに痛みが出たのか原因を探ることです。炎症を抑える治療をしても治療している期間に同じ負荷がかかることがあればその炎症は治らないもしくは長引きます。そのため原因をみつけ生活やスポーツに対してのアドバイスを踏まえながら治療していくことが大事です。炎症は一時的な火事のようなものなので炎症が落ち着いたら同じ症状を出さないために膝周辺の筋肉の柔軟性を上げたりする治療を鍼や手技を用いて行っていきます。
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