腸恥隆起と腸腰筋の間にある滑液包が繰り返す運動や微少な外傷などによって炎症を起こす病気です。腸恥関節包は股関節の関節包と通じていることが多いとされています。
症状は主に股関節前面の痛みと鼡径部痛です。鑑別診断としては骨関節炎、腫瘍性病変、関節リウマチ、大腿骨頭壊死などがあります。股関節は痛み方が似ているため慎重に判断する必要があります。
腸恥滑液包炎は、主にスポーツや日常生活での繰り返しの動作や負荷が原因で発症します。特にサッカーやランニング、格闘技などの競技に多く見られます。また、適切なウォーミングアップ不足やかなりな運動量の増加も発症リスクを高めます。
11.急性期(炎症期)
安静:股関節の過度な屈曲・伸展を避ける
アイシング:1日数回、15〜20分程度
薬物療法:NSAIDsやステロイド注射で炎症を抑える
必要に応じて穿刺・排液:滑液包の腫脹が強い場合
2.回復期(炎症軽快後)
・股関節周囲筋のストレッチ
例:腸腰筋・大腿直筋・内転筋の軽度伸張
・股関節の可動域訓練(ROM)
例:痛みのない範囲で屈曲・外旋・内旋を促す
・体幹・骨盤安定化トレーニング
例:ドローイン、ブリッジなど
3.再発予防期(競技復帰前)
動作指導:股関節屈曲時の代償動作(骨盤前傾など)を修正
段階的な負荷トレーニング:スクワット、ランジなど
スポーツ特異的動作の再教育:キック動作、ダッシュなど
腸恥滑液包炎はなによりも他の疾患との鑑別が大事です。変形性股関節症や鼠径部痛症候群(グロインペイン)などと痛む場所が似ているため整形外科や私たちのような専門家に一度診ていただくことをおすすめします。単に股関節が痛いからその辺をほぐすだけではよくなりません。上記のような症状などが見られた場合は一度ご相談ください。
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