名前の通りランナーに多いスポーツ障害です。主に長時間のランニングを行うと膝の外側が痛くなってくる疾患です。初期は走った後に痛みが出ますが、安静にしてると痛みはおさまります。症状が進むと歩行時や安静にしていても痛みを感じるようになります。
腸脛靭帯はお尻の筋肉である大殿筋と大腿筋膜張筋から始まり、すねの骨の前外側に付着しています。これらのお尻の筋肉は股関節を外転させる働きがあり、足を地面についた時に上半身が傾かないように支える役割をしています。
基本的にはオーバーユース(使いすぎ)が原因になります。
膝の曲げ伸ばしを繰り返し、大腿骨のでっぱりと腸脛靭帯が何度もこすれることで炎症が起きます。
特にO脚などの下肢のアンバランスや柔軟性の低下があると負荷がかかりやすくなるため、発症しやすくなります。
①アイシング
痛みのある患部をアイシングし炎症を抑えます。アイシングの時間は1回15分~20分を目安に3回行いましょう。アイシングとアイシングの間は30分ほど空けるようにしましょう。
②腸脛靭帯のリリース
ストレッチポールやテニスボールを使って腸脛靭帯のリリースを行います。
③股間節周りのストレッチ
下肢のバランス改善や負荷軽減のために股関節周りを柔らかくしましょう。
下肢の筋肉や関節のバランスを中心に整え、患部への負担を軽減していきます。
特に股関節や足首の関節は膝を安定させる重要な部位なため、しっかりと調整していきます。
また、患部だけにアプローチするのではなく、骨盤や背骨、骨格の歪みなど全身のバランスを整えることで症状を繰り返さない身体づくりを目指します。
正しい身体の使い方や下半身の筋力アップのためのトレーニング、ご自身でできるセルフケアやストレッチのやり方なども指導させていただきます。
6枚写真を撮らせていただき、AIによって姿勢の分析を行います。自分の身体がどのように歪んでいるのか、現在のままでいると将来どのような姿勢になってしまうのかを分かりやすくご自身の目で確認することができます。AI姿勢分析をご希望の方は初回の施術時のみ無料でお受けいただけます。
シセイカルテは東京大学発のAI開発企業Sapeet(サピート)が開発した、最先端のAI姿勢分析システムです。
最新の画像解析技術を用いたこのシステムは、お写真を数枚撮影するだけで、現在のお身体の歪みや、筋肉の固くなりやすい箇所、脂肪の付きやすい箇所を可視化します。
これら情報に当院の身体の専門家の知識を組み合わせる事で、これまでのケアからさらに踏み込んだ、お客様それぞれに合ったオーダーメイドの施術を実現いたします。
姿勢を整えると、身体の痛みの改善だけでなく、血流の改善、新陳代謝の促進などによるダイエット効果、自己回復力の最大化など様々なメリットが得られます。
健康の土台となる重要な要素である姿勢を整え、健康で理想的な身体に生まれかわりましょう!
正面と横からの姿勢の写真撮影と4つの動作での撮影を基本行います。
6種類のお写真を撮り、静止している姿勢、動作時の可動域を総合的に分析いたします。
※症状により、座った姿勢、体を倒す動作、首の動き、股関節の動きの撮影も行います。
姿勢の分析の結果、硬くなっている筋肉や弱くなってしまっている筋肉から現状の歩行の分析も行います。
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