胸郭出口とは、首と胸の間にある通路で血管や多くの神経がここを通って腕に抜けます。
この血管や神経がなんらかの原因で圧迫されることによって、腕を挙げたり、後ろのものを取ろうとするような動作をしたときに上肢のしびれや痛み、感覚障害、運動障害などを生じるのを胸郭出口症候群といいます。
統計では男女比は1:3で女性の方が多く、特に首が長くなで肩の女性に多い傾向にあります。年齢では20〜40代に好発します。
・肩から手先にかけてのしびれや痛み、だるさ
・握力の低下
・手の蒼白感
・手のむくみ
胸郭出口にはいくつか物理的に狭い空間があり、主な狭窄部位は3つあります。
・斜角筋という首の筋肉で構成されている部分
・鎖骨と肋骨の間
・胸の筋肉である小胸筋と肩甲骨の間の部分
こうした狭窄部位で神経や圧迫を受ける可能性が高く、それぞれ斜角筋症候群、肋鎖症候群、小胸筋症候群といった名称がつけられており、これらを総じて胸郭出口症候群といいます。
①牽引によるもの
なで肩など、姿勢が悪いことによって首から出た神経が引っ張られてしまうことで症状が出現します。女性に多いとされています。手を下にさげていると症状がでやすくなります。
②圧迫によるもの
鎖骨と第一肋骨で圧迫されて症状が出現します。手を挙げて行う作業が多い仕事やスポーツ選手などに多いです。筋肉質な男性に多いとされています。
③混合タイプ
牽引と圧迫が混合した状態です。最も多いとされているタイプです。
姿勢や動作を確認し、痛みやしびれの原因となっている場所を特定し、調整していきます。
斜角筋や小胸筋などの筋肉や神経に対して柔軟性や血流改善を目的にリリースを行い、首や肩周りの関節の動きや配列を整えていき負荷を軽減していきます。
また、局所だけでなく骨盤や身体の歪みなど全身のバランスを整えることで首肩周りに負担のかかりにくい状態にしていきます。
セルフケアや日常生活での注意点などを知ることも大切ですのでこちらも指導させていただきます。
6枚写真を撮らせていただき、AIによって姿勢の分析を行います。自分の身体がどのように歪んでいるのか、現在のままでいると将来どのような姿勢になってしまうのかを分かりやすくご自身の目で確認することができます。AI姿勢分析をご希望の方は初回の施術時のみ無料でお受けいただけます。
シセイカルテは東京大学発のAI開発企業Sapeet(サピート)が開発した、最先端のAI姿勢分析システムです。
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姿勢を整えると、身体の痛みの改善だけでなく、血流の改善、新陳代謝の促進などによるダイエット効果、自己回復力の最大化など様々なメリットが得られます。
健康の土台となる重要な要素である姿勢を整え、健康で理想的な身体に生まれかわりましょう!
正面と横からの姿勢の写真撮影と4つの動作での撮影を基本行います。
6種類のお写真を撮り、静止している姿勢、動作時の可動域を総合的に分析いたします。
※症状により、座った姿勢、体を倒す動作、首の動き、股関節の動きの撮影も行います。
姿勢の分析の結果、硬くなっている筋肉や弱くなってしまっている筋肉から現状の歩行の分析も行います。
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