整体院meguruのブログ

＜姿勢を正すこと得られる良い事＞

〇ワーキングメモリーの働きを増やして思考と行動を活発化させる
ワーキングメモリーとは、考えて行動するときに一時的に情報を記憶する概念の事をいいます。姿勢を維持するための筋肉は抗重力筋と呼ばれていて、これは首筋や太ももなどの筋肉です。この抗重力筋がしっかり収縮すると脳内で神経伝達物質が分泌されてワーキングメモリーの働きが増えます。ワーキングメモリーの働きが活発になれば悪い姿勢のときよりも考え行動する効率があがるのです。

〇体のバランスを整えることで能力を最大限に発揮させる
体のバランスが崩れると、視覚や聴覚から得た情報にずれが生じ、脳に負荷がかかり疲れやすくなってしまいます。脳が疲れてしまっては、自分の脳を最大限に活かせません。体のバランスを整えて姿勢を正す事で脳のパフォーマンスを最大限に引き出す事ができます。

〇効果的な学習ができて記憶力が向上する
海外の大学の研究結果に「同じ姿勢をとることは、自分に関する記憶に働きかけることになりその記憶は長持ちする」というものがあります。これはテストなどで思いだそうとしているときに、記憶するために学習したときの姿勢をとると、その時の記憶が思い出しやすいというものです。

〇良い姿勢はメンタルに影響する
堂々とした姿勢をとるとストレスが減少し行動的になるという研究結果があります。これはパワーポーズと呼ばれています。逆に悪い姿勢をとるとストレスに弱く、落ち込んだ心持ちになるという事もわかっています。

長い間の悪い姿勢のくせは簡単には治りません。まずは日常生活での姿勢を意識して治していきましょう。