膝関節は体重を支えるため大きな負荷がかかる関節です。そのため年齢を重ねると負荷に耐えられなくなり痛みを出しやすい関節でもあります。変形性膝関節症は男女比は1:4で女性に多く、高齢者になるほど罹患率は高くなります。
関節のクッションの役割をしている半月板や軟骨が、加齢や筋肉量の低下によりすり減って痛みを生じるものを変形性膝関節症といいます。
すり減った分膝関節の骨と骨の隙間が狭くなって内側の骨があらわになり、骨のヘリにトゲのような突起物ができたり、骨が変形したりします。また、関節を覆っている関節包と呼ばれる繊維膜の内側に炎症が起こるため、黄色味がかった粘り気のある液体が分泌されいわゆる膝に水がたまった状態になります。
初期では立ち上がりや歩き始めなど、動作の開始時のみに痛み、休めば痛みがとれます。その後変形が進むと正座や階段の昇降などの膝を曲げることが困難となり(中期)、末期になると安静時にも痛みがとれず、変形が目立ち、膝がまっすぐ伸びず歩行が困難になります。
変形性膝関節症の直接の原因は膝の軟骨がすり減ることにありますが、軟骨がすり減る原因は人によって様々です。
最も多いのは加齢です。膝関節の軟骨は年齢とともに弾力を失い、再生しづらくなってきます。また、肥満も原因のひとつです。肥満の方は膝関節に負担がかかりやすく、その分だけ軟骨がすり減りやすい状況にあるといえます。
その他にも遺伝が原因のひとつとして挙げられることも判明しています。
・女性に多い理由
女性ホルモンと筋肉量が原因として考えられます。
軟骨の形成には女性ホルモンのエストロゲンの働きが必要とされています。女性は中年以降、閉経を迎えるとエストロゲンの分泌量が極端に減少するため、これによって変形性膝関節症になりやすいと考えられます。
また、女性は男性に比べると筋肉量が少ないため、より軟骨に負担がかかりやすくすり減りやすい状態にあります。
施術によってすり減ってしまった軟骨や関節の変形を元に戻すことはできませんが、身体のバランスを整えることで膝への負担を減らすことや、膝周りの筋肉などの軟部組織や関節の動きをよくすることで痛みを軽減することが可能です。
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