インピンジメント症候群について
インピンジメントとは衝突という意味で、肩を上げていく時ある角度で痛みやひっかかりを感じ、それ以上挙上できなくなる症状の総称です。
特定の位置での急激な痛みが特徴で、通常は肩の前方から外側にかけて痛みが生じます。
肩を挙上する際、60～120度あたりで強い痛みや引っ掛かりを感じ、上げ切ってしまえば痛みを感じなくなったり、反対に下げる時のみ痛みがある場合もあります。
症状が悪化するとこわばりや筋力の低下、夜に激しい痛みを感じたり、さらにひどくなると腱板断裂にいたることもあります。
病態
肩が使われると肩峰や靭帯に上腕骨頭が衝突や、摩擦が起こることによって腱板が挟まれ、肩峰の下にある腱板を保護している肩峰下滑液包（肩関節の保護や動きを滑らかにする）に炎症が起こり、痛みが生じます。
原因
多くの場合で肩の関節が正しく動かず、運動異常がみられます。
肩を挙上する際、上腕骨は回転と下方へ滑るような運動を行いますが、インピンジメント症候群の場合、下方へ滑る運動が行われません。これにより本来の位置より上腕骨がずれて上がってしまい、衝突を起こします。この運動異常はインナーマッスルのアンバランスが引き起こすことも多く、予防や改善のためにはインナーマッスルのトレーニングが必要です。
インピンジメント症候群は肩の問題だけでなく、体幹の動きや姿勢などにも影響を受けます。肩を挙上する動きには、必ず体幹や下肢の動きが必要になりますが、これらの動きに問題が生じることで肩に負担がかかり、運動障害を起こしていることもあります。
また、背中を丸めるような姿勢を続けることも肩の負担になってしまいます。
当院でできること
肩関節周りの筋肉のバランス、胸郭や鎖骨周りの関節の動きを整えることで肩の運動障害にアプローチしていきます。
背骨や骨盤の状態も一緒に整えることでさらに肩への負担を減らしていきます。
当院では「痛みなどの症状が出ないように予防する」ことをテーマにお体の調整をさせていただいております。
そのため、痛みを取り除くことはもちろん大事ですが、繰り返さない体を作ることが一番大切だと考えているため、筋力トレーニングの指導などもさせていただきます。
鍼灸整体院meguru鷺沼院の想い
当院ではAI姿勢分析を行っています
6枚写真を撮らせていただき、AIによって姿勢の分析を行います。自分の身体がどのように歪んでいるのか、現在のままでいると将来どのような姿勢になってしまうのかを分かりやすくご自身の目で確認することができます。AI姿勢分析をご希望の方は初回の施術時のみ無料でお受けいただけます。
シセイカルテは東京大学発のAI開発企業Sapeet（サピート）が開発した、最先端のAI姿勢分析システムです。
最新の画像解析技術を用いたこのシステムは、お写真を数枚撮影するだけで、現在のお身体の歪みや、筋肉の固くなりやすい箇所、脂肪の付きやすい箇所を可視化します。
これら情報に当院の身体の専門家の知識を組み合わせる事で、これまでのケアからさらに踏み込んだ、お客様それぞれに合ったオーダーメイドの施術を実現いたします。
姿勢を整えると、身体の痛みの改善だけでなく、血流の改善、新陳代謝の促進などによるダイエット効果、自己回復力の最大化など様々なメリットが得られます。
健康の土台となる重要な要素である姿勢を整え、健康で理想的な身体に生まれかわりましょう！
分析方法
正面と横からの姿勢の写真撮影と4つの動作での撮影を基本行います。
6種類のお写真を撮り、静止している姿勢、動作時の可動域を総合的に分析いたします。
※症状により、座った姿勢、体を倒す動作、首の動き、股関節の動きの撮影も行います。
未来の姿勢を推定
姿勢の分析の結果、硬くなっている筋肉や弱くなってしまっている筋肉から現状の歩行の分析も行います。
現状の歩行イメージ
未来の悪い姿勢
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