私たちの体には、怪我や病気などを治そうとする「自然治癒力」が備わっています。
たとえば皮膚に鍼を刺すと、その刺激によって細胞が「傷つけられた」と認識し、その部分を修復しようと免疫細胞が集まって働き、同時に皮膚を保護するためにコラーゲンやセラミドなど、皮膚にとって大切な成分を積極的に生成するよう働きます。このような自然治癒力によって新陳代謝が活発になること、血流がよくなることなどにより、不調改善につながります。
また、ツボについてですが、ツボは臓器と繋がっているため、鍼を使ってツボに刺激を入れることで筋肉のコリや痛み、内臓の不調、疲労やストレス症状などの改善に効果的です。