逆流性食道炎

こんな症状はありませんか？

胃がムカムカする
何となく、胃の調子が悪い
胃酸が上がってくるようでツライ
ゲップが出て苦しい
逆流性食道炎と診断されたが、良くなるか不安だ
漢方薬を試したが効果がない

病態

胃液が食道の方向へ逆流してしまうことを胃食道逆流症と言います。
胃液は強い酸性の液体のため、食道に流れると食道の粘膜が傷ついてただれてしまいます。
これを逆流性食道炎と呼びます。
食道の粘膜のただれ（びらん）があっても自覚症状が出ない場合もあります。
反対に、自覚症状が出ていても、食道の粘膜にただれがない場合は、非びらん性胃食道逆流症と呼ばれます。
また、胃液がのどや口に達すると、ぜんそくや口内炎が起こることもあります。そのまま放置してしまうと、食道がんのリスクも高まるので、できるだけ早期の治療が必要です。

症状

かかと以外の足の裏から足の指にかけて、しびれて痛くなりますが、足の甲や足首より上の方にしびれがでることはありません。足をつくと、ものがついているような感じや、砂利の上を歩いている感じなどを感じることがあります（異物付着感）。また、約半数に冷えを伴うことがあります。まれではありますが、ふくらはぎの内側も痛くなります。また、内くるぶしの下が腫れることもあります。

原因

1. 下部食道括約筋の機能低下

食道と胃の境界に食べ物や胃液の逆流を防ぐ筋肉があります。
この筋肉を下部食道括約筋といいます。この筋肉が加齢やストレスなどで動きが悪くなってしまうと、胃液の逆流が起きてしまいます。また、食道の動きの悪さも原因の一つです。健康な人は、胃液が逆流しても食道が動いて胃に押し戻してくれますが、この食道の動き（ぜん動運動）が鈍くなると、胃液が食道にとどまってしまうのです。

2. 胃酸過多

糖質や脂質の多い食生活や暴飲暴食で胃液の分泌が過剰になってしまうと、胃液が食道に逆流しやすくなってしまいます。飽食に慣れてしっまって、日常的に食事を摂りすぎてしまっているだけでも逆流性食道炎は起こりえますので、栄養のバランスよく腹八分目はやはり大切です。

当院でできること

消火器の動き、働き、を良くすることが逆流性食道炎には大切です。ここで本領を発揮するのが東洋医学である鍼灸治療です。皆さん一度は聞いたことのある”ツボ”を使って内臓の機能を高めていくことができます。出ている症状からどの臓器がどのように弱っているのか、または機能が亢進していないかを見極めて鍼とお灸を使って治療していきます。また徒手療法などで筋肉を緩めていくことにより、迷走神経の働きを高めることによって、消化管全体の動きも良くすることが望めます。