水分不足になると体の様々な機能に影響を及ぼします。
意外なことに体の柔軟性にも影響するといわれています。
ではなぜ水分不足になると体の柔軟性が低下するのでしょうか?
体の中は多くの水で満たされています。成人では体の約60%が水分であり、乳幼児では80%であるともいわれています。このように体の中には沢山の水が存在します。それと同様に人間の体の中には沢山の空間が存在しています。骨と筋肉の隙間、筋肉と筋肉の隙間、内臓と筋肉の隙間、など各組織の間には互いに動きを邪魔しないようにある一定の隙間が存在します。この隙間を水分が満たしていて互いの組織がくっつかないようにしているのです。水分不足になると組織同士の間で摩擦力が生まれて体を動かした時に柔軟に動くことが出来なくなってしまうのです。特に筋肉と筋肉の間や筋肉と筋膜の間に存在する隙間に水分が十分に供給されないと筋肉が十分に収縮することが出来ず、体の動きに影響を及ぼすのです。
水分補給はなるべく少量をこまめに摂取することが大切です。