整体院meguruのブログ

迷走神経は副交感神経線維を多く含む自律神経の一つです。迷走神経は脳の延髄から伸びてのどのあたりを通って各内臓に入り込み腸の辺りまで伸びるとても長い神経です。内臓の働きをコントロールしている神経になります。最近重要視されている腸脳相関といわれる腸と脳の関係に関与するのがこの迷走神経です。この迷走神経はストレスを感じると働きが低下します。慢性的なストレスによって迷走神経の活動が抑制され続けると上手く機能しなくなり、様々な問題が起こります。とくに内臓に関連する問題が起きる事が多く、食欲不振や便秘、下痢などの症状が起きる事が多いです。その他にも脳の方に影響してうつ症状が出る場合もあります。

〇迷走神経の活性方法

 

①冷水シャワー

②うがい

③お腹を温める

④有酸素運動

 

①冷水でシャワーを浴びると一時的に交感神経が高まります。その後交感神経に追いついてくるようにして副交感神経が高まってきます。この時に同時に迷走神経が働きます。冷水シャワーは慣れるまできついと思いますので、始めは冷水で顔を洗ったり、頭だけ浴びるなど段階を踏むと良いと思います。

 

②うがいをすると喉を通っている迷走神経を刺激することができます。うがいの仕方は結構強めにすると効果的です。むせる手前ぐらいまで出来ると理想です。

 

③お腹をあたためると内臓を支配している迷走神経にも刺激が入ります。湯たんぽなどを使っても良いのですが、最近ではレンジであたためられる簡単な製品もあります。

 

④有酸素運動は体の全ての機能にとって効果的な素晴らしい運動です。特にLSDと言われる長く続けられる程度の心拍数を維持して行うと迷走神経を刺激しやすくなります。

 

迷走神経の活性方法はこの他にも色々ありますが、自分で出来る簡単な物をまとめてみました。参考にしてみてください。

 

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