毎年梅雨の時期になると、体のだるさや頭重感、むくみなどの症状に悩まされる方は多いのではないでしょうか?
〇梅雨の時期に体調を崩しやすい理由
・気圧の変化が激しい
耳の中にある内耳という器官が気圧の変動を感知し、脳の中枢にある自律神経に気圧の変化を伝えています。気圧の変化が激しいと自律神経のバランスが乱れやすくなるため疲労やだるさがでてきます。
・湿気が高くなる
湿度が高くなると、体から水分や汗、尿をうまく排出しにくくなります。体内に余分な水分や老廃物が溜まり、むくみやだるさ、頭痛、肩こりなどが起こります。
・睡眠不足
上記で述べた「気圧の変化が激しいことで自律神経のバランスが乱れる」ことにより、リラックス状態になりづらくなり、睡眠不足に陥りやすくなります。睡眠が浅いと疲れが取れなくなり、イライラや集中力の低下にも繋がってしまいます。
〇対策
・生活リズムを整える
昼夜逆転生活をしたり、エアコンを過度に利かせた部屋で過ごしていると、自律神経のバランスが崩れる原因になります。朝型のリズムに切り替えてみましょう。
・寝る前に目元を温める
目元を温めることで副交感神経が働き、睡眠の質もよくなります。
・湿度管理を行う
部屋の湿度を40~60%に調整しましょう。湿度が60%を超えると、細菌やカビが繁殖しやすくなり、衛生的によくない状態になります。