整体院meguruのブログ

しゃがむと踵が上がってしまうという方はとても多く、特にしゃがむ事が少なくなった現代社会においてはしっかりとしゃがむ事が出来ない人が増えていると言われています。

踵を上げずにしゃがむ為には足首の柔軟性、股関節の柔軟性、股関節周囲筋群がしっかりと働いているという事が重要となります。それぞれ説明していきます。

 

・足首の柔軟性

しゃがむ時には足首の位置よりも膝が前に入った状態となります。この時には足首は背屈といってつま先が上に上がっている状態になります。この動きが硬いとしゃがむ際に踵が持ち上がってつま先立ちのようなしゃがみ姿勢になってしまいます。

 

・股関節の柔軟性

しゃがむ時に一番重要になるのが股関節の可動域です。しゃがんだ時というのは股関節が屈曲した状態になります。この時に最大可動域まで動かないとしゃがんだ時に後ろに倒れてしまう事になり、バランスを取ろうとして体重が前方にかかり、踵が浮いてしまいます。

 

・股関節周囲筋群がしっかりと働く

しゃがむ時に股関節がとても重要な事は先ほどお話しました。股関節においては可動域だけでなく、ある程度の筋力も必要になります。とくに腸腰筋は股関節と背骨をつなぐ筋肉でしゃがんだ時に後ろに倒れないように支えている筋肉です。腸腰筋が普段から硬くなったり、弱っている場合しゃがむ事が出来なくなる場合があります。

 

しゃがむ事は赤ちゃんの時には普通に出来る動作ですが、大人になると出来なくなってくる場合が多いです。普段からこの動作をたまに行い、しゃがめるようにしておくと腰痛の予防や体をスムーズに動かせる事の手助けとなりますので皆さん試してみてください。

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