グロインペイン症候群とは、スポーツなどで起こる鼠径部痛の総称です。
鼠径部(脚の付け根の内側)には、腹筋や腸腰筋などの体幹の筋肉や大腿四頭筋、内転筋などの下肢の筋肉がたくさんあるため、特定の筋肉のことではなく、その周辺一帯を含んだ損傷で「症候群」となっています。
サッカーやラグビーなどのキック動作や、自転車競技のように股関節の曲げ伸ばしを繰り返し行う、股関節のオーバーユースで発症します。
ランニング時や起き上がる動作、ボールを蹴る動作を行う際腹部に力を入れた時に鼠径部や周辺に痛みが走ります。
初期症状では、全力疾走やボールを蹴るときなどに限定的に痛みが生じますが、症状が悪化していくと痛みが出る頻度が増えていき、軽い運動でも痛みが出るようになります。
体幹から股関節周辺の筋肉や関節の柔軟性の低下や、骨盤を支える筋力の低下による不安定性、体幹と下肢の連動性の低下などにより負荷が集中し、痛みや機能障害が生じやすくなります。
また、練習内容や練習頻度、環境、生活習慣などの影響も考えられるため、原因をひとつに絞ることが難しいといわれています。
腸腰筋ストレッチ
内転筋ストレッチ
グロインペイン症候群は一度発症すると慢性化しやすく、治りにくいのが特徴です。日頃から股関節の柔軟性を高め、しっかりと予防しましょう。
・腸腰筋のストレッチ
①膝立ちの状態になります。
②右の膝を90°になるよう前に出します。
③そのまま両手を右ももの上に乗せ、左の股関節を前に押し出すように動かします。
④10秒キープします。
⑤反対の足も行います。
・内転筋のストレッチ
①背筋を伸ばした状態であぐらをかき、両足の裏をあわせます。
②リズムよく両足を上下に動かします。
③内転筋と股関節がほぐれてきたら、上体を前に傾けていきます。
④背中が曲がらないように意識し、そのままの姿勢で20秒キープします。
まずは問題となっている筋肉の柔軟性や骨盤から下肢にかけてのバランスや連動性などを整え、患部への負担を減らしていきます。
また、患部だけではなく、患部に負担のかからないように全身のバランスや歪みを調整していきます。
グロインペイン症候群は一度発症すると慢性化しやすいため、痛みを取ることだけを目的とせず、繰り返さないための身体の使い方やセルフケアの方法なども指導させていただきます。
6枚写真を撮らせていただき、AIによって姿勢の分析を行います。自分の身体がどのように歪んでいるのか、現在のままでいると将来どのような姿勢になってしまうのかを分かりやすくご自身の目で確認することができます。AI姿勢分析をご希望の方は初回の施術時のみ無料でお受けいただけます。
シセイカルテは東京大学発のAI開発企業Sapeet(サピート)が開発した、最先端のAI姿勢分析システムです。
最新の画像解析技術を用いたこのシステムは、お写真を数枚撮影するだけで、現在のお身体の歪みや、筋肉の固くなりやすい箇所、脂肪の付きやすい箇所を可視化します。
これら情報に当院の身体の専門家の知識を組み合わせる事で、これまでのケアからさらに踏み込んだ、お客様それぞれに合ったオーダーメイドの施術を実現いたします。
姿勢を整えると、身体の痛みの改善だけでなく、血流の改善、新陳代謝の促進などによるダイエット効果、自己回復力の最大化など様々なメリットが得られます。
健康の土台となる重要な要素である姿勢を整え、健康で理想的な身体に生まれかわりましょう!
正面と横からの姿勢の写真撮影と4つの動作での撮影を基本行います。
6種類のお写真を撮り、静止している姿勢、動作時の可動域を総合的に分析いたします。
※症状により、座った姿勢、体を倒す動作、首の動き、股関節の動きの撮影も行います。
姿勢の分析の結果、硬くなっている筋肉や弱くなってしまっている筋肉から現状の歩行の分析も行います。
現状の歩行イメージ
未来の悪い姿勢
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