骨と骨のつなぎめが関節で、骨の表面は軟骨に覆われています。軟骨は関節の動きをスムーズに行い、 緩衝作用があります。その軟骨がすり減る状態を変形性関節症といいます。この変形性関節症が足の親ゆび(母趾)の付け根の関節、すなわち母趾中足趾節関節(MTP関節) に生じるのが強剛母趾です。
親ゆびの付け根の関節に痛みと腫れが生じます。特に親ゆびを伸展したとき(上に反らせる) に痛みが強く出ます。重度になると可動域(動く範囲) が狭くなり、痛みが増します。また背面に硬い隆起物(骨棘)ができ、靴にあたって痛みが生じます。蹴り返しができず歩行や裸足での立ち座りに支障が出ます。
原因は明らかではありません。繰り返しの小さなけが、骨の形態異常、靴の影響などがあげられます。 外反母趾に合併していることが多いです。通常でも母趾 MTP 関節は最大伸展位(最大に上に反らしたところ)で骨頭にストレスがかかっています。 なんらかの原因でさらに負荷がかかると、軟骨が傷みます。進行すると骨棘 (ほねのとげ)が出て(V)、 軟骨がすり減り、関節裂隙(骨と骨のすきま)がなくなるため、さらに痛みが強くなり、動きにくくなります。
そのため、バレエや新体操、ダンスをしている方などに多く見られる傾向にあります。
局所の安静がまず重要です。痛みが増すことを避けましょう。靴は親ゆびが圧迫されないよう余裕があるもの、指がそりにくくなるよう靴底が硬いものを選びます。それでも痛みが改善しない場合は、保存治療(手術をしない治療法)を行います。医療機関で足の型をとり、足底挿板(靴の中敷き) や靴型装具 (ロッカーボトム: つま先が上がった靴底)を用いて親ゆびの負荷を減らします。注射で痛みを軽減することもありますが、効果は一時的なことが多いです。
当院は強剛母趾の治療を一般的に手技とテーピングを用いておこなっていきます。負担のかかりにくい方向へ誘導し、日常での痛みを軽減させていくことが大事です。変形性関節症の関節変形自体は手術をして骨を削るなどの処置でないと変えられないですが、変形していても痛みを出さない、痛みがでないようにもっていくことはいくらでもできます。
6枚写真を撮らせていただき、AIによって姿勢の分析を行います。自分の身体がどのように歪んでいるのか、現在のままでいると将来どのような姿勢になってしまうのかを分かりやすくご自身の目で確認することができます。AI姿勢分析をご希望の方は初回の施術時のみ無料でお受けいただけます。
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