診療時間
平日 9:00〜20:00/土祝 9:00〜19:00
休診日
月曜日 

ご予約・お問い合わせはこちらへ

044-767-7831

FAI

病態

FAIとは、大腿骨寛骨臼インピンジメントのことです。
大腿骨頭と寛骨臼のいずれか、もしくは両方に骨のでっぱりを伴う形態異常があることで、股関節を曲げたりひねったりする際に、関節の中で骨同士がインピンジメント(Impingement=衝突)を起こしてしまう状態です。股関節内でインピンジメントが繰り返されると、関節唇が損傷してしまい、股関節痛の原因となります。

また、FAIによって関節唇の損傷が悪化すると、股関節の関節軟骨や骨まで削れてしまい、関節が変形する「変形性股関節症」に進行することが知られています。
FAIには、大腿骨側に過剰な骨のあるCAM型、寛骨臼側に過剰な骨があるPINCER型、両方に過剰な骨があるCombined(混合型)があります。

 

原因

原因は現時点では完全には解明されていませんが、この過剰な骨は成長期にできるといわれています。また、一般の人と比較して、アスリートの発症頻度が非常に高いことが知られています。一方で、FAIの骨形態があるからといっても必ず痛みが生じるわけではなく、生涯症状が出ない人も少なくありません。
症状は20~40代で自覚することが多いといわれています。症状が出現している場合は、関節唇や関節軟骨の損傷が生じており、今後進行してしまう可能性が高いと考えられ、注意が必要です。特にアスリートは激しく股関節を使うため、身体をあまり動かさない人に比べて早く症状が現れる傾向があります。

 

 

股関節の構造

股関節は、ボールと受け皿が組み合わさった球関節(きゅうかんせつ)で、「大腿骨頭(だいたいこっとう)」と呼ばれる大腿骨上端の球上の部分が、「寛骨臼(かんこつきゅう)」と呼ばれる骨盤の受け皿にはまり込むような形になっています。

大腿骨頭と寛骨臼の表面はそれぞれ軟骨で覆われており、この軟骨によって痛みを感じることなく、安定して滑らかに股関節を動かすことができます。股関節の軟骨には、関節の表面を覆う「関節軟骨」と、寛骨臼の辺縁を取り囲み大腿骨頭を包み込んで吸着する「関節唇(かんせつしん)」があります。

症状

股関節の痛み・固さ・動きの制限が挙げられ、股関節を深く曲げたり、ひねったりする動作で鋭い痛みが走ることが多いです。鈍痛、重苦しさ、違和感、引っ掛かり感、抜けるような感じ、(関節が)うまくはまっていない感じ、といった症状が出ることもあります。
症状は歩行時や運動時に現れることが多いですが、長時間座っているときや睡眠中に寝返りを打った際などでも出現します。そのほかには、あぐらをかく、靴下を履く、爪を切る、立ち上がる、自動車・自転車を乗り降りする、足を組む、といった場面で症状が強く出ることもあります。

 

 

治療

治療はまず、保存療法(手術以外の治療)を行ないます。保存療法ではFAIの骨形態異常を矯正することはできませんが、しっかりと継続することで症状が改善することも多く、治療の第一の選択肢となります。
保存療法では、まず日常生活で股関節のインピンジメントが起きる動作を回避し、関節唇への負担を最小限にすることが重要です。股関節内での骨の衝突は股関節を深く曲げる動作で起こるため、しゃがみこみやあぐらをかくような痛みを伴う動作を避けるように、日常生活や運動を調整していきます。関節唇への負担がかからない股関節や身体の動かし方を理解することによって、痛みが緩和し、再発予防にもつながります。
最も重要となるのが、筋力訓練と柔軟体操のリハビリテーションです。
股関節や体幹(骨盤・腰部)の筋力と柔軟性を改善させることで、関節の安定性の向上や負担の軽減が得られ、痛みが緩和されます。股関節と体幹の筋力および柔軟性は、万が一手術を受けることになった場合も非常に重要になり、リハビリテーションはFAIと関節唇損傷の治療において必要不可欠です。
痛みや関節内の炎症が強い場合は、必要に応じて鎮痛剤の処方やステロイド注射などの薬物療法を行ないます。

当院でできること

FAIは前述のとおり、放置するといずれ変形性股関節症へと進行してしまいます。そのため、早期の治療が必要です。また、体重が乗っかる荷重関節のため放置すると多くの場合自然治癒はなく、骨や関節唇を傷つけてしますことがほとんどです。当院は痛みを取り除くだけでなく、リハビリをして同じ痛みを出さないようにしていきます。

鍼灸整体院meguru鷺沼院の想い

鍼灸整体院meguruでは、「痛みなどの症状が出ないように予防する」ことをテーマにお身体の調整をさせていただいております。
2012年に鷺沼で治療院を開院したくさんの方を施術させていただきました。
その経験の中で痛みを取り除くことはもちろん大事ですが、症状を繰り返さない身体を作ることも大切だと考えるようになりました。
身体の癖や日常の姿勢を考えしっかりと施術を行います。
また、姿勢の専門家として「放送大学の講師」「姿勢教育協会の代表講師」としての経験も踏まえ、症状が繰り返さない身体作りをサポートさせていただきます。

当院ではAI姿勢分析を行っています

6枚写真を撮らせていただき、AIによって姿勢の分析を行います。自分の身体がどのように歪んでいるのか、現在のままでいると将来どのような姿勢になってしまうのかを分かりやすくご自身の目で確認することができます。AI姿勢分析をご希望の方は初回の施術時のみ無料でお受けいただけます。

シセイカルテは東京大学発のAI開発企業Sapeet(サピート)が開発した、最先端のAI姿勢分析システムです。

最新の画像解析技術を用いたこのシステムは、お写真を数枚撮影するだけで、現在のお身体の歪みや、筋肉の固くなりやすい箇所、脂肪の付きやすい箇所を可視化します。

これら情報に当院の身体の専門家の知識を組み合わせる事で、これまでのケアからさらに踏み込んだ、お客様それぞれに合ったオーダーメイドの施術を実現いたします。

姿勢を整えると、身体の痛みの改善だけでなく、血流の改善、新陳代謝の促進などによるダイエット効果、自己回復力の最大化など様々なメリットが得られます。

健康の土台となる重要な要素である姿勢を整え、健康で理想的な身体に生まれかわりましょう!

 

分析方法

正面と横からの姿勢の写真撮影と4つの動作での撮影を基本行います。
6種類のお写真を撮り、静止している姿勢、動作時の可動域を総合的に分析いたします。

※症状により、座った姿勢、体を倒す動作、首の動き、股関節の動きの撮影も行います。

未来の姿勢を推定

姿勢の分析の結果、硬くなっている筋肉や弱くなってしまっている筋肉から現状の歩行の分析も行います。

現状の歩行イメージ

未来の悪い姿勢

お気軽にお問合せ下さい。
044-767-7831

受付時間
平日  9:00~20:00
祝 9:00~19:00

定休日 月曜日 

下記のリンクよりアクセスお願いします。

https://beauty.hotpepper.jp/kr/slnH000456795/

 

下記のアドレスをクリックし登録お願いします。
https://line.me/R/ti/p/%40dln2269v
当院の専用LINEがございます。登録していただければ、定期的に栄養や運動の情報を送らせていただきます。こちらのLINEからもご予約可能ですのでお気軽にご利用ください。

予約を希望する方は下記をお知らせください。
・お名前
・ご希望の日時
・ご希望のコース
パソコン|モバイル