診療時間
平日 9:00〜20:00/土日祝 9:00〜19:00
休診日
月曜日 

ご予約・お問い合わせはこちらへ

044-767-7831

整体院meguruのブログ

立ち上がる動作や神経の反射で血圧が下がって脳の血流が低下すると、立ち眩みが起こります。多くは短時間でおさまるため、このくらいは平気と考えがちですが、繰り返し起こる立ち眩みや、加えて頭痛や吐き気が起こる場合には重篤な病気が隠れている可能性があり、早急な対応が必要です。

 

〇立ち眩みの原因

立ち眩みは正式な医療用語ではなく、失神しそうな状態ということで前失神と呼びます。

失神とは一時的に脳への血流が減少し意識を失うことです。

失神の原因は大まかに4つに分けられます。

 

①起立性低血圧

座った状態から立ち上がると目の前が暗くなる、血の気が引いた感じがするなどの症状があります。人が横になった状態から立ち上がると、重力の影響で血液が下半身へ移動し、心臓へ戻ってくる血液量が減少して血圧が低下します。健康な人であれば血圧の低下に対して体の血圧を感知するセンサーが働いて血圧を正常な値に戻すことができますが、このセンサーのどこかに以上があったり、血液の量が異常に少ない状態では、立ち上がった時に血圧の低下を引き起こすとされているのです。

 

②神経調節性失神

神経調節性失神は反射性失神ともいい、何らかの原因により血圧や心拍数をつかさどる神経反射が異常を起こすことにより失神します。

 

③心原性失神

頻度は10%以下ですが、一番危険なのが心原性失神です。不整脈や心臓そのものに異常があるため命に関わり、早期の発見が必要です。

 

④その他

以下のような状態も立ち眩みの原因となります。

・脱水

・貧血

・体に疲労が蓄積している

 

〇立ち眩みが起きた時の対処法

・まずは安静にする

 

・少しずつ水分をとる 

 
パソコン|モバイル