食欲には2つのホルモンが関係しているといわれています。
お腹が空いているときは血糖値が下がり、胃から「グレリン」というホルモンが接触中枢に「食べろ」という信号を発信します。
そして食事が進み血糖値が上がると、今度は体脂肪から「レプチン」というホルモンが分泌されて満腹中枢に送られます。満腹中枢が「レプチン」を受け取ると食欲が満たされます。
この2つのホルモンがうまく働くように心がけて生活することが大切です。
【フルーツを食べる】
特にグレープフルーツは食欲を抑えるだけではなく、血糖値の上昇を穏やかにしてくれるので、できれば毎日1/2個を接種できるとなお良いです。
【人工甘味料は控える】
摂取カロリーを減らそうと思うと、人工甘味料を使った製品に手を出しがちですが、体には決して良くはありません。腎臓に負担がかかり頭痛やめまい、むくみが生じます。また、人工甘味料は依存性が高いといわれています。普通の砂糖よりも100倍~200倍の甘さを感じるといわれているので、これを摂り続けているともっと甘いものが欲しいという状態になります。
お菓子に記載されている「果糖ブドウ糖液糖」は最も脂肪を増やす糖といわれているので気を付けましょう。
【睡眠をしっかりとる】
睡眠が不足すると食欲を上げるホルモン「グレリン」は増えて、食欲を抑える痩せホルモン「レプチン」は減ってしまうといわれています。
【低脂肪タンパク質を摂る】
食べたくなったら無理に我慢せず、「低脂肪タンパク質」を摂るように心がけましょう。抗酸化成分が豊富なサーモンや、疲労回復に良い鶏むね肉、納豆、卵もおすすめです。