肩こりで悩んでいる方は多いと思いますが、肩にはタイプがあり、タイプにより対処法も変わってきます。
正面から鎖骨を見た時に鎖骨のラインが水平ではなく外に向かってせり上がっていたらそれはいかり肩である可能性が高いです。
いかり肩は典型的な肩こり体質です。デスクワークなどで猫背の姿勢で長時間作業をしていると肩が持ち上がった状態で固まってきます。首が本来の長さよりも短く見えてしまうという特徴もあります。
肩に関わる筋肉は主に三種類あり、肩関節を持ち上げる僧帽筋上部線維、肩関節が上がりすぎないように下に引っ張る僧帽筋下部線維、肩甲骨を持ち上げる肩甲挙筋です。
いかり肩の場合、僧帽筋の上部線維と肩甲挙筋がともに短くなり固くなっています。ここをほぐせば肩のコリは楽になります。さらに肩が持ち上がってしまう原因は肩を下に引きつける僧帽筋の下部線維が力を失っていることにもあるのでこちらの筋肉は鍛える必要があります。