静まり返った空間でお腹が鳴って気まずい経験をしたことがある人は多いと思います。
そんなお腹が鳴る音は大きく分けて2種類あります。
ひとつは、低くて長めの「ぐー」という音です。これは胃から鳴っている音でお腹が空いている時に鳴る音です。
胃に食べ物が入っていてお腹がいっぱいの時には音は鳴りません。
逆に食べ物が消化され、胃の中に空気が多くなった時は空気が胃から腸に流れる時に「ぐー」と音が鳴ります。例に挙げると残り少なくなってきたケチャップを出す時中の空気が一緒に出てきて音が出る原理と同じです。
基本的になにかを食べれば音を止めることができます。食べられない時は飴をなめるだけでも効果があります。
もうひとつは「ぎゅるぎゅる」という音です。他にも「ぽこ」「くう」など音にバリエーションがあるのも特徴です。この音は大腸から鳴っていてお腹が空いている空いていないに関係なく鳴ります。
大腸が鳴る原因は大腸の中で発生したガスです。一か所に溜まり一気に動くときに「ぎゅるぎゅる」と音がします。
大腸の中でガスが発生しやすい食べ物を食べた後に多く鳴ります。
デスクワークなどで動かない時間が長いとガスが一か所に溜まりやすくなるため、こまめに腰をひねってガスを流してあげると音が鳴りにくくなります。
お腹の音が鳴って困っている方はぜひ試してみてください。