眠い時や、授業中・会議中などにあくびが出てしまう事ありますよね。
時には眠くないのにあくびが出ることもあります。
ではどうしてあくびが出るのでしょうか。
今回はそんなあくびが出る理由について書いていきます。
①脳を覚醒させるため
あくびをしている時の脳波を測定すると、睡眠と覚醒の境界線にある状態から覚醒状態に向かわせる覚醒作用があるそうです。
寝起きなどにあくびが出るのは覚醒しようとしているからだと考えられます。
また、夜車の運転をしている時や、退屈だが起きていなければならない状況下であくびが出るのは寝てはいけないと感じて覚醒させようと脳があくびを出しているようです。
②酸欠状態になっている
従来からよく言われていた説では、あくびには体に酸素を送り込む効果があるとされてきました。疲労などで血中の酸素が不足している時、あくびによって空気を吸い込むことで酸素を補給しているのです。
③脳のオーバーヒートを防ぐ
パソコンが熱を持ちすぎると処理が重たくなるように、人間の大脳もある程度冷えていた方がよく働くと考えられています。あくびをして深く息を吸い込むことで脳をクールダウンさせ、機能を最大限発揮させようとしている可能性があるようです。
詳しいメカニズムは証明されていませんが、基本的な働きは「覚醒」のようです。我慢するよりもしてしまった方が覚醒に近づきます。どうしても我慢しなければいけない状況以外は思いっきりあくびをしてみましょう。