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シンスプリントについて

シンスプリントとは

脛骨(すね)のまわりにある骨膜が炎症を起こすスポーツ障害です。脛骨過労性骨膜炎といわれることもあります。運動時や運動後にすねの骨である脛骨の内側中央から下方1/3にかけてズキズキとした痛みが生じます。痛みは重く響くような鈍痛で、症状が進むと何もしていなくても痛みを感じることがあります。

 

オーバーユース(使いすぎ)のひとつで、走る飛ぶなどの激しい運動を繰り返し行っていると発症しやすいといわれています。ランナーやサッカーバスケットボール選手などに多くみられます。また、スポーツを始めたばかりの人にも多く、初心者病ともいわれます。

発生要因

・オーバーユース(使いすぎ)

・負担のかかりやすいランニングフォーム

・足裏のアーチの崩れ(扁平足など)

・下半身の筋力不足

・筋肉の柔軟性の低下

・硬い地面や路面でのトレーニング

・靴底がすり減ったシューズの使用

 

シンスプリントと疲労骨折の違い

シンスプリントのようにスポーツに伴ってすねの内側が痛くなる怪我のひとつに疲労骨折があります。痛む箇所もよく似ていますが、シンスプリントの場合痛みを感じる部分が10㎝程度と長く、4割が両足のすねに症状がでるのが特徴です。一方疲労骨折の場合は片足のみに発症するケースがほとんどで、5㎝以下のピンポイントで痛みが発生します。

ただし、このような症状だけで自己判断はせず、気になる症状があれば整形外科で画像検査を受けることをおすすめします。

セルフケア方法

①セルフマッサージ

すねの内側を揉むのではなく、親指で押さえながら足首を上下に動かします。

 

②アイシング

運動後は患部に炎症が起きている状態なのでアイシングをしましょう。長時間冷やしてしまうと筋肉が硬くなってしまうので15分~20分程度にしましょう。

 

③足裏をほぐす

足底の筋肉がこわばることで、アーチの崩れも起こりやすく、クッションの機能が低下するのですねまわりに負荷がかかりやすくなります。テニスボールなどで足の裏を緩めるようにしましょう。

 

シンスプリントと関係の深い臓器⁉

前述のようにシンスプリントは脛骨過労性骨膜炎という西洋医学でいう整形外科の分野の症状であることは間違いありません。しかし、整形外科の分野が得意とする筋肉や筋膜、関節といったものの治療だけでは完治が遠くなってしまいます。
下肢にはいくつもの重要な経脈が走行しており、その中でも特に「脾」「肝」の経脈がシンスプリントと深い関わりを持っています。
また、東洋医学では骨は「腎」が司っており、ストレスや栄養不足が続くと腎の機能が低下し、骨に異常をきたすと言われています。

身体には、ツボ(経穴)をつなぐ「経絡(けいらく)」という通路が流れています。

経絡は気血を全身へ運ぶ役割があり、経絡の流れが悪くなったときに「痛み」という形でからだが警告を出します。とくに肝、脾、腎経と関係が深く、経絡の流れが悪くなる原因は、不通則痛(ふつうそくつう)と不栄則痛(ふえいそくつう)の二つがあります。

不通則痛(ふつうそくつう):余分なものが経絡の流れをふさぐ

外からの邪気(風があたる、寒さ、湿気、暑さ、熱さ)、瘀血(ドロドロ血液)や痰湿(ドロドロ水分)、ストレス・過労、外傷などが経絡の流れを滞らせる。流れが悪いことによって起こる痛み。

不栄則痛(ふえいそくつう):からだに必要なものが不足する

飲食不足、老化、体力の衰え、慢性病などによって、本来身体に必要な気血が不足している状態。栄養不足による痛みを不栄則痛といいます。

例を出して考えてみよう(ランナーを例に)

❶病気の根本は「五臓の乱れ」
ー肝が弱っている状態。ランナーは走る時に栄養となる血を大量に使っている。そのため、普段の状態から血を統括する肝が弱っていることが多くある。

❷「病気の要因」が加わり
ーランニングで血が消耗し疲労がたまることで、肝の機能がさらに落ちていく。
❸生理物質が不足して、寒熱が体内に伝搬
ー血が不足して、寒が発生。熱も停滞する。熱は上へ、冷えは下へという自然界での法則が、人体の中でも起きる。冷えが下半身に降りてくる。脛骨には肝経という「肝をとおる経絡」が通っているためそこに冷えが生じると脛骨周辺に症状が出やすくなる。
❹病気・症状に現れる
ー冷えが肝経や周辺に派生に出たことによって痛みが発生。冷えが伝搬した、脛骨周辺に冷えが出て、循環が悪くなり痛みが発生する。骨が痛くなると腎を犯す。冷えは脾も犯すため症状が強くなってくる

当院でできること

下肢の筋肉や関節のバランスを中心に整え、患部への負担を軽減していきます。
特にすねやふくらはぎの筋肉が硬いと骨膜を引っ張ってしまい、痛みの原因となるためしっかりと筋肉の緊張を緩和していきます。
また、患部だけにアプローチするのではなく、骨盤や背骨、骨格の歪みなど全身のバランスを整えることで症状を繰り返さない身体作りを目指します。
正しい体の使い方や下半身の筋力アップのためのトレーニング、ご自身でできるセルフケアやストレッチのやり方なども指導させていただきます。

鍼灸整体院meguru鷺沼院の想い

鍼灸整体院meguruでは、「痛みなどの症状が出ないように予防する」ことをテーマにお身体の調整をさせていただいております。
2012年に鷺沼で治療院を開院したくさんの方を施術させていただきました。
その経験の中で痛みを取り除くことはもちろん大事ですが、症状を繰り返さない身体を作ることも大切だと考えるようになりました。
身体の癖や日常の姿勢を考えしっかりと施術を行います。
また、姿勢の専門家として「放送大学の講師」「姿勢教育協会の代表講師」としての経験も踏まえ、症状が繰り返さない身体作りをサポートさせていただきます。

当院ではAI姿勢分析を行っています

6枚写真を撮らせていただき、AIによって姿勢の分析を行います。自分の身体がどのように歪んでいるのか、現在のままでいると将来どのような姿勢になってしまうのかを分かりやすくご自身の目で確認することができます。AI姿勢分析をご希望の方は初回の施術時のみ無料でお受けいただけます。

シセイカルテは東京大学発のAI開発企業Sapeet(サピート)が開発した、最先端のAI姿勢分析システムです。

最新の画像解析技術を用いたこのシステムは、お写真を数枚撮影するだけで、現在のお身体の歪みや、筋肉の固くなりやすい箇所、脂肪の付きやすい箇所を可視化します。

これら情報に当院の身体の専門家の知識を組み合わせる事で、これまでのケアからさらに踏み込んだ、お客様それぞれに合ったオーダーメイドの施術を実現いたします。

姿勢を整えると、身体の痛みの改善だけでなく、血流の改善、新陳代謝の促進などによるダイエット効果、自己回復力の最大化など様々なメリットが得られます。

健康の土台となる重要な要素である姿勢を整え、健康で理想的な身体に生まれかわりましょう!

 

分析方法

正面と横からの姿勢の写真撮影と4つの動作での撮影を基本行います。
6種類のお写真を撮り、静止している姿勢、動作時の可動域を総合的に分析いたします。

※症状により、座った姿勢、体を倒す動作、首の動き、股関節の動きの撮影も行います。

未来の姿勢を推定

姿勢の分析の結果、硬くなっている筋肉や弱くなってしまっている筋肉から現状の歩行の分析も行います。

現状の歩行イメージ

未来の悪い姿勢

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