高齢の方では背中が丸まることによって転びやすくなったり腕が挙がりにくくなったりすることなどがわかっています。
このような場合は弱っている筋肉を鍛えたり、固くなっている関節を柔らかくしたり、普段から姿勢を意識することである程度改善していきます。
また、さまざまな病気を防ぐためにも正しい姿勢で過ごすことが大事になります。
正しい姿勢を保つためには体幹や手足の関節がしっかり動くように維持することや体幹と脚部の筋力を保持・増強するための運動が大切になってきます。
背骨や手足の関節の可動域が十分にあり動かすための筋が機能していれば、姿勢の問題から生じる肩こりや腰痛も改善されます。
<有効な体操>
①片膝を胸にひきつけ反対側の足を伸ばす(左右)30秒を3~5回。
②両膝を胸にひきつけ腰を丸くする。30秒を3~5回。